2007年06月19日

最近読んだ小説

坂木司著『切れない糸』
この作者さんの本は、ひきこもり探偵三部作をすごい勢いで読んでから手を出していなかったんですが、ふと思い立って残り二冊を読んでみてます。
で、切れない糸。
物語の舞台は、ある商店街のクリーニング屋。
あることがきっかけで家を手伝うことになった主人公と、彼の周囲の人たちの日常に関わるミステリ。です。
ミステリには探偵役というわけで、探偵役は主人公の友人でつかみどころのない、浮雲のような人。
(スナ○キンみたいだと思いました)(スナフキンよく知らないくせに)
主人公は、個人的に弟に欲しいです。マジで欲しい。
最初はいまどきの少年?って思ってたんですが、いや実際普通の男の子なんですが、色んな意味で癒し系です。
年相応にムッとしたり憤ったりしながら、なれない仕事を失敗しながらも着々と覚えていって、周囲の人に助けられながら確実に誰かを救っている。
探偵役の少年との関係もいいですね。
まあぶっちゃけ、『おまえが、どこかだったらいいのに』(ねたばれっぽいため反転)には、その時ちょうど電車で読んでたため、顔が変に緩みそうなんを必死で耐えましたが。
べツにそんな変な目で見なくても、その言葉は結構切実で深いよなあと。
もちろん主人公の周りには家族含め大切な人がいるんですが、彼がいてくれてよかったし、その逆もまたしかりで。

うだうだ書きましたが、ひきこもり探偵三部作よりも、万人向けな印象で読み易かったです。
読み易い中にも、坂木司さんらしい(と言っていいほど読みこめてはいませんが)優しさとかほのぼのとか、周囲の人との関わりの大切さとかがちゃんとあって、読んでる最中も読んだ後も幸せな感じでした。
つまり好きです(笑)
posted by ひとみ at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画。小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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